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そは暗きみどりの空に

むかし見し幻なりき。

青き花

かくてたづねて、

日も知らず、

また、夜を知らず、

国あまた巡りありきし

そのかみの

われや、わかうど。


そののちも人にうとまれて、

微妙(いみじ)くも奇しき幻、

ゆめ、うつつ、

香(か)こそ忘れね、

かの青き花をたづねて、

ああ、またもわれはあえかに

人の世の

旅路に迷ふ。


北原白秋「邪宗門」より


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2012.05.26 Comment:0 | TrackBack:0